ワークライフバランスの取りやすさが魅力！

介護施設で働く場合にはどのようなメリットがあるのでしょうか。介護施設は利用者である高齢者がどれだけ快適に生活を送ることができるかが重要です。病院とは目的が異なるため、看護師の仕事内容も当然異なってきます。そして、看護師や医師などの医療従事者の数が大きく違います。これらを踏まえたうえで、どういった部分が魅力になるのかを紹介していきます。

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自分の都合に合わせやすい

なによりも、ワークライフバランスのとりやすさが最大の魅力です。夜勤のない職場が多いので、病院に比べると短い勤務時間で働くことができます。オンコール対応をしなければなりませんが、それでもそこまで頻度は多くありません。
そして、看護技術に関しては基本的なものが備わっていれば問題がないため、ブランクがあっても復帰がしやすいというメリットがあります。具体的には経管栄養やバイタル測定、服薬管理などの健康管理がメインになります。なので、結婚や出産で離職した看護師でも、復職先としておすすめできる職場です。看護師は女性が多いので、これは非常に大きなメリットでしょう。

やりがいも大きい

病院とは違い、介護施設は利用者の在所日数が長いです。おおよそ一年弱ほどと言われており、その分じっくりと利用者とのコミュニケーションを取っていく必要があります。時間をかけながら利用者の健康をケアしつつサポートを行っていくため、じっくり看護ケアに取り組んでいきたいという看護師にはおすすめです。
また、介護施設は医療従事者が少ないので、状況によっては利用者に何かが起きた場合に看護師が率先して状況判断・処置を行っていく必要があります。医師に診てもらう必要があるのか、医師が来るまでにはどのような処置をしておかなければならないのかを素早く判断し、実行していく必要があります。そのため、責任は大きく感じるかもしれませんが、とっさの判断力が鍛えられるという点ではメリットと言えるでしょう。

コミュニケーション力も上がる

介護施設では多くの介護職員と連携しながら仕事を進めていく必要があります。そのため、チームの協力体制を築く作業は非常に大切になります。介護職員は利用者と接する時間が長いので、利用者に変化があった場合に一番素早く気づける可能性が高いのは介護職員ということになります。このような変化の気づきは、看護師の判断に非常に大きな影響を与えるため、普段から積極的なコミュニケーションが必要になります。そのため、介護職員との交流を深める作業により、コミュニケーション力を鍛えることができます。